ビリヤード場経営者様必読本?「値上げの技術」

公開日: : 最終更新日:2015/09/16 ビリヤードの話, 本の話

そうだ、値上げをしよう


ビリヤード場経営者様必読本?「値上げの技術」

専門店が生き残るためには値上げ一点張りしかない!!(と思ったり、思わなかったり。ケース・バイ・ケース)

当ブログでは基本的にお仕事関連本は紹介しないことにしてるんですが、昨日読んだこの本は、「今後のビリヤード界に必要なことを示唆してるのではなかろうか」と余計なおせっかいながらも思ったので、珍しくこのような本をご紹介させて頂きます。

 

それがこれ↓


値上げの技術/辻井 啓作著

 

いかに値上げして生き残るのか。いや、生き残るためにこそ値上げ!!といったようなことが書かれてます。

 

地方は激安ビリヤード施設が多いという現状

民もご存知のとおり、地方のビリヤード場環境は厳しいです。

突如、トム・クルーズとディカプリオがダブル主役で、脇にアン・ハサウェイ、キャメロン・ディアス、ジェニファー・ローレンス、球師匠にはロバート・デ・ニーロを置き、クリストファー・ノーランが映画ハスラー3を監督して「夢再び!!」とばかりにビリヤードブームが噴火すれば話は別ですが、残念ながらハスラー3制作の噂はまったくありません。

 
んで、今後を考えるに、これからは値上げできるよーなビリヤード場じゃないと、地方では厳しいかもしらんですというお話。
 

そもそも、地方には「24時間いつでも5~6時間パックで1000円!!」てな激安ビリヤード施設(主に漫画喫茶)が、そこらじゅうにあるわけです。

そのライバルの料金は、あまりに強力でありましょう。
※地方とくらべて、都会には激安ビリヤード店舗が少ないと聞いております。聞いただけで、未確認ですけども。
 

まぁ自分のよーに「専門店じゃないとイヤ(とゆーか激安ビリヤード施設が苦手)」とゆー撞球道場出身世代は、いまのところは多く生息されてますが、近い将来には確実に絶滅危惧種になっていくわけです。

若手プレイヤーであれば、激安店への入店抵抗がまったくない人のほうが多いのではないでしょうか。

 

そんななかで、6時間1000円が常態化している店と、どうやって戦っていくのか。そのヒントらしきものがこの本にはありますな。

まぁこの本読めば値上げができる!!ってわけではビタイチ無いですけども、思考回路の転換にはなるんじゃないでしょうか。

 

「ウチは1時間1000円取って良い店」と言えるか

以前にお話させて頂いた、とあるビリヤード場オーナー様は
 

「テーブルコンディション、上達できる環境、指導力などをトータルで考えたらウチは1時間1000円貰って良い店だし、それだけのことをやってる。でもまだ1時間1000円は貰ってないけどね」
 

と先々の値上げを見据えた発言をされてました。自分はその話をお聞きした時、その考え方とゆーか思考方法に驚嘆したものです。

「このビリヤード界における惨状のなかでも、値上げを考えておられるとは!!」と。

商売で安易な値下げばっかり考えていた自分とくらべて、この考え方こそが経営者のあるべき姿だよなぁ、としみじみリスペクトしたものであります。

まぁ、その球屋さんのその時点での料金も、われわれ富山人からくらべると「値が張る」ほうではあったんですけどね。富山は専門店でも球代安いみたい。

 

自分も自営業で経験しておりますし(今もだけど)、本にも書いてありますが、値下げは本当に経営体力消耗しますもんね。ほんと真綿でジワジワと首を絞められてる感覚といいますか。キツいっすわ。

 

上記のオーナー様のような自負心があって、実際に相応の付加価値をお持ちのお店さんはゆくゆくは値上げされていくのでしょう。

 

ご利用は自己責任でお願いします

まぁ、そんな人いないと思いますが念のため書いておきますと。当ブログは、あくまでイチプレイヤーの自分が思いつきで書いたよーな戯言でありますから、意味なく突然に値上げなどはされませんように。

少なくとも本を読んだ上で、なんらかの勉強・改革を行って「イケる」と自身&スタッフ(なんなら最ご贔屓常連さん)も同意の上で値上げされることをおすすめします。

値上げのご利用は自己責任でお願いしますよ。いや、ホント、マジで。

 

もしもTRCの高田純次が球屋をやったら

旧ブログでも書いたことがありますが、もし自分が球屋やるなら受付をこんな感じ↓にして、

2015-9-3-01
画像参照ページURL

1日1000円撞き放題!!システムでお客様完全放置店やります(オイ)。

 

本日の内容とは完全に逆行してますけど、おそらく事務所内でほかの仕事をすると思います。

良く言えば複合店、悪く言えば球客無視店でありますな。だって、球屋の接客って大変そうなんですものー

んじゃ、また!!

 
今日の本

 


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    名前:TRCの高田純次
    誕生日:2月後半
    性別:男
    職業:自由気ままな自営業(先日株式会社化したので代表取締役に。自分が社長とか世も末ですな)
    自己紹介富山ローテーションクラブ会員
    ビリヤードなんちゃってA級(07年ラッキーで全国3位入賞)
    07、08年度北陸アマチュアランキング1位獲得♪
    08、09年度名人戦A級出場(09名人位挑戦まで残り2球・・・チビって終了)
    10年全日本オープンローテ・ベストアマ賞(5位タイ)
    14年都市対抗・準優勝
    14年和歌山プレ国体・3位タイ
    18年都市対抗・ハイラン賞

    その適当な性格から「TRCの高田純次」と銘銘される。

    このブログはビリヤードクラブであるところのTRCの活動ならびに存在意義を紹介しつつ、その会員数を増やすべくスタートしたものであります。よってTRC会員が一定数増加したら終了するぞ、と。

    趣味
    読書、お酒、水泳、ジョギング、料理、フットサル、サッカー&ボクシング観戦、ビリヤード

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