ビリヤードのコンテンツ力を試す ジャパンオープン決勝が有料放送の件

公開日: : ビリヤードの話

個人的にはビリヤード有料放送に賛成

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今回の記事は珍しく以前に下書きしたものであります。ネットフリックス上陸のことが書いてあるので、たぶん2-3ヶ月前に書いたものでしょうか。どーも話がまとまらなくて、そのまま放置してましたが、本日2-3ヶ月ぶりに久々に読み返してもやっぱり話がまとまらなさそうだけど、じっくりまとめる時間もなさそうだし、そのまま載せることにしました。予防線貼って申し訳ないですが、話はまとまってませんぞ。ひとつヨロシク。

 

ジャパンオープン男子決勝500円放送

数ヶ月も前の話で、もしかすると記憶が間違ってる可能性もありますが、先日のジャパンオープンでは男子決勝のみ500円の有料放送だったよーですね。

最初に言っておきますと、自分は今後ビリヤードが有料放送になることに違和感はありません。また有料放送にも基本的には賛成であります。

別に「有料放送にして欲しい!!」ってわけではないですよ。そりゃあ、無料のほうがモチロン嬉しいですから。ただね、考えてもみてくださいまし。球コンテンツ事業なんてのは、ビリヤード界で成長が期待できぞうな数少ない分野の訳で、ここは球ファンとしてはじっくり温かく育ててゆく姿勢を持つのも一興なのではないかと思うわけです。いや、もちろん無料のほうが嬉しいんですよ(ひつこい)。
 

そもそも、ビリヤードの大会(特にオープン戦)なんてのは、一部の大会を除いて優しく表現しても民が思ってる以上にカツカツな状態なのです。もし有料放送が広く浸透して、大会運営サイドにも分配金が入るシステムとかになれば、現地にいない人からも収入が期待できる訳でして、有料放送が広がれば大会を存続していく上でも有効だと思う、とゆーことであります。

 

自分は有料放送に違和感がなくなった派です

現在、自分が普段みるテレビ番組は3本だけ(サッカー、ボクシング、吉田類の酒場放浪記)ありまして、すべて有料放送ですが、最初はお金を払ってテレビ番組見るとゆー行為にかなり抵抗ありました。しかし、いまではすっかり慣れてしまって違和感ゼロですもん。まぁWOWOW(サッカー、ボクシング)はほとんど見なくなったので解約寸前ですが。

時代の流れとして、いずれ「見たいコンテンツは金払ってみる」のが当然になっていくんじゃないでしょうか。いよいよ、ネットフリックスも上陸してきたし。

そうしたことからも、いまはユースト無料放送になってますけど、ジャパンオープン決勝の視聴者数に関わらず、基本的には有料放送を続けることが肝要なのではないか、と密かに思うのであります。

 

有料放送に対する嫌悪感、違和感はいずれなくなる

これまで無料でみてたんだから、最初は有料放送に対する嫌悪感・違和感があると思われます。しかし、それをずーっと続けてたら、やがて有料放送が普通になるわけです。

極端なことをいうと、今日から球放送コンテンツをすべて有料にした場合、今日から球はじめた人からすると球コンテンツ=有料が当たり前になるわけでしょう。んで、そんな人達はコンテンツが有料なことに違和感を感じないわけです。だって、最初から有料だから。

そして有料放送に多少なりとも違和感を感じるような自分達の世代は、たとえどれだけビリヤード愛があっても、悲しいかないずれ身体的な衰えによって球から離れる日が必ずくるのですから、(長い長い時間が必要かもしれませんが)そのうちビリヤード界には有料放送しか知らない人ばかりの時代になるのです。つまりその頃には有料放送が常識になるってことですね。

 

ただし、ここでひとつ問題がありますな。

ビリヤード有料コンテンツ化にみんなが慣れる前に、

 

球がオワコン化する可能性がある。
 

これであります。これがそーとーネック。

都会の事情はわかりませんが、現在北陸のビリヤード大会の参加人数をみてますと、自分がはじめたころとは正反対の逆ピラミッド状態となってますので、ひょっとするとビリヤード界では新陳代謝が起こらない可能性があるわけです。

そうなりますと、有料化に慣れる前に、そもそもビリヤードの試合を見る人自体が増えない恐れがありますので、この辺がそーとー難しいですね。無料放送で裾野を広げるべきか、ビリヤード大好きな人に有料でみてもらうべきか。

うーん、そう考えると一概に有料化に賛成とも言えなくなってきたなぁ(オイ)。

 

有料化のハードル自体はたいへんに高い

ジャパンオープン決勝では、いったい何人の方が有料視聴したかは知らないのですが、ネットの無料放送を途中から有料放送にした場合、視聴者数は10分の1~100分の1程度に減ると聞いたことがあります(たしか100分の1になるのが普通だったよーな)。
 
まぁ、良い方の10分の1減少で済むのは超強力コンテンツですわね。

超強力コンテンツとはなんじゃい?と言われますと、エロ動画とかがそれに当たります。無料で引っ張っといて「ハイ、ここから有料です!!」と言われたら10人に1人はしょうがなく払うのでありますね。

 

残念ながらビリヤードは超強力コンテンツとは言いがたいので、有料視聴者数は50分の1~100分の1の間だったんじゃないかと思われます。

まぁ、実際の視聴者数は不明ですけども、最初は視聴者が1人・2人でも良いと思うんですよ。有料放送に慣れてもらうのが目的なんですから。ただ、視聴者がごく少数だとたぶん赤字になりますよね、ユーストでパスワード発行できるアドフリーで運用した場合には。

 

「決勝だけ有料」にせざるを得ないのがネック?

ジャパンオープンは東日本で一番大きな大会であり、メンバーもすごいわけですけども「決勝だけ有料」とゆーのはコンテンツとして不確定要素が多いですよね。

だって、自分ですらベスト16で顔を知らないプレイヤーが二人いますもん。それがビアドとモルタだった訳ですけども、その二人が決勝に残る可能性もあったわけで。そうなるとコンテンツ的には厳しそうかなと。

かと言って、3日間通しで1,000円ポッキリ!!という料金体系も難しそうです。自分の知る限り、ユーストのパスワード配信ってのは、のべ放送時間で配信元に課金されるので全然ビリヤード向きの料金体系じゃないんですよね。基本的には「有料セミナー2時間講習」とかに向いてる感じです。ビリヤードみたいに、ヘタすると1日10時間以上も放送するコンテンツは全くお呼びじゃないシステムっぽい。まぁ、チラッとHPみただけなんで、システム的に他の方法もあるのかもしれませんが。

 

いくらまで払うのか?

ユーストのシステムは置いといてですね。たとえば、自分の感覚だと全日本選手権を1週間通しで見れるなら2,000円までは違和感無く払うと思います。

ただ、逆に言えば国内最高峰の試合でも、この程度が個人的には気持ちよく支払える限度ともいえる訳で。ここから先は若きスターの誕生か、突然日本のトッププロの誰かにストリックランド様を超えるような悪役になっていただいて、ヒール対正規軍みたいな構図をもつ劇場型対戦に演出していくかでしょうか。

なおこの場合、ヒール役の方にはストリックランド宅にホームステイでもしていただいて、悪役になるコツをしっかりと体得して頂きたいと思います。普通のヒールじゃ盛り上がりませんからね。めちゃくちゃ強いけど、ファン&選手から嫌われる真の悪役求ム。
 

とゆーことで、いろいろと書きましたけども、結局のところ球界とってユースト有料化は悪いことではないだろう、ということを言いたかっただけなのですよ。自分は。それだけの話なのに、えらく長文になったもんだ。
 

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    名前:TRCの高田純次
    誕生日:2月後半
    性別:男
    職業:自由気ままな自営業(先日株式会社化したので代表取締役に。自分が社長とか世も末ですな)
    自己紹介富山ローテーションクラブ会員
    ビリヤードなんちゃってA級(07年ラッキーで全国3位入賞)
    07、08年度北陸アマチュアランキング1位獲得♪
    08、09年度名人戦A級出場(09名人位挑戦まで残り2球・・・チビって終了)
    10年全日本オープンローテ・ベストアマ賞(5位タイ)
    14年都市対抗・準優勝
    14年和歌山プレ国体・3位タイ
    18年都市対抗・ハイラン賞

    その適当な性格から「TRCの高田純次」と銘銘される。

    このブログはビリヤードクラブであるところのTRCの活動ならびに存在意義を紹介しつつ、その会員数を増やすべくスタートしたものであります。よってTRC会員が一定数増加したら終了するぞ、と。

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