観光:京都世界遺産最難関の苔寺拝観 申し込みから行くまで
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最終更新日:2015/09/02
観光・旅行
ついに京都周辺世界遺産17箇所完全制覇
なぜ苔寺(西芳寺)が京都周辺世界遺産で最難関なのか
自分が数年前にはじめた京都周辺17箇所世界遺産制覇の旅。これ16箇所は順調に消化しましたが、どうしても今回の苔寺だけがご縁がありませんでした。
なぜゆえにこの苔寺拝観が最後になってしまって、最難関なのかご説明しますとですね。
京都世界遺産17箇所のうち苔寺だけ拝観予約が必要だから。
これに限ります。
まず、拝観の1週間前までに苔寺へ往復ハガキを送って「自分たちごときが拝観に行ってよろしいでしょうか?」とお伺いをたてねばならぬのです。
応募ハガキには住所・氏名・拝観人数・電話番号・拝観希望日を書くのですが、この拝観希望日がなかなかハマらないのですな。
自分が京都行くときはどうしても土・日・祝になるんですけども、当然そのほかの民も休みの日を狙って行きますので、当選しないことが何度もありました。希望日が駄目な場合は他の日を指定されるけど、100%平日を指定されるので普通は都合があわずパスすることになります。
まぁ、おそらく1日に300人ほどは受け入れているんでしょうが、日本最大級の観光地・京都の世界遺産ですから、全国はもちろん&海外ツアー客の申し込みもありますので競争率が高くなります。
土・日・祝に行きたければ早くから申し込みすべきですが、いつも1・2週間前に予定が決まる自分の場合ですと、たいてい遅きに失するのでありますね。
なので今回は苔寺のために平日月曜を休みにして、月曜狙いで往復ハガキを出しました。すると見事当選!!
しっかりと平日月曜午前枠をゲットすることに成功したのでした。これが拝観ハガキです↓
京都世界遺産のなかでダンドツの拝観料
そして苔寺の拝観が難しいもうひとつの理由がその拝観料です。まぁ、上のハガキでもう見えちゃってますけど。
苔寺の拝観料はひとり3000円以上となってます。
気づかない民がいたら困りますので、フォント最大にしてもう一度大きく書いておきますが、
苔寺の拝観料はひとり3000円以上となっています。
これでも気づかない民がいたら困りますのでさらにもう一度・・・あ、ひつこいですか。そーですか。
他の京都周辺世界遺産は600円~800円程度のところ、苔寺のみ3000円ですので、群を抜いて高い料金設定であります。
貧乏人たる自分にとって3000円などとゆー拝観費は痛いのですが、毎日のケチケチ生活の末に、なんとか費用を捻出したので苔寺拝観に臨むことができました。
苔寺へのアクセス(駐車場が無いお寺です)
さて、その苔寺ですが、苔寺専用駐車場はありませんので、寺から300メートルほど手前のタイムズ鈴虫寺前に駐車しなければなりません。
数年前までは駐車場がもっともっと遠くて、1キロほど手前の苔寺観光駐車場に停めなければならなかったようですから、ずいぶんとラクになったものです。
んで、駐車場に停めたあとはゆるい坂道をトボトボを歩いて行きます。
数分で苔寺入り口に到着!!
開門は指定時間の十分ほど前ですが、門の周りはすでに50人ほどの拝観者が集まってます。入り口で拝観ハガキを提示して無事に苔寺に入ることができました。
入園しますと、まずは本堂内でお祈りがあります。自分はここで写経をすると聞いていたのですが、今回は写経無しでした。
本堂にはおおよそ100人ほどの人がすし詰め状態になります。平日だからでしょうか、空席は2-3割ほどありました。土・日・祝だとたぶん満員でしょうね。
そしてお祈りが終わったあとはいよいよ苔寺庭園へ!!
たいへんに大きな大きな庭園一面が100種類以上の苔・苔・苔で覆われており、まさに苔パラダイス状態。
ともかく、苔。
あっちを向いても、こっちを向いても、苔。
モコモコした苔があったり。
池の周辺も苔。
苔とたわむれまくりの約40分の庭園拝観+お祈り15分ほど(合計1時間位)です。
いやぁ、こんだけキレイに苔むすトコロはそう日本に無いでしょうな。苔寺行ってよかったわー!!
京都周辺世界遺産17箇所制覇しましたので
もぉ、これで京都に用もないんですけども(コラ)。
まぁ、それはジョーダンとしてもですね、まだまだ京都にはたくさんのお寺がありますので、京都周辺世界遺産完全制覇後もちょくちょく訪れたいと思います。
日曜に行って、誰も観光客がいないような寺でもすごい宝物・文化財を保有してたり、きれいな庭や荘厳な本堂があるところがゴロゴロありますもんねぇ。まだまだ京都旅行終われないっす。
とゆーことで、この日の午後は京都でも数少ない予約必要な名所、修学院離宮へ行ったのですがそれはまた次回にでも。
んじゃ、またー
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